専門看護師の仕事は、高度な看護技術の提供だけではなく、現場の経験を踏まえて研究に活かしたり、看護職の人達に指導を行ったりと多岐に渡ります。
専門的な業務も存在するため、経験を重ねれば昇進や昇格に繋がる可能性もあり、結果的には給料がアップするなどのメリットが期待できる資格です。
また、看護の仕事以外にも業務が多数あるのでやりがいも感じられます。
看護師としてスキルアップを目指している人にとっても、挑戦しがいのある資格ではないでしょうか。
なお、専門看護師は患者や家族、医療従事者とを繋ぐコーディネーターという業務を行います。
そのため、他の部署の医師や理学療法士、作業療法士など様々な人と関わりを持ちます。
ケースによっては地域の福祉施設や関係者とも連携を取ることもありますので、病院内だけではなく色々な場所での人脈を築くことが可能です。
人脈は他業務の現場を知る機会にもなり、学びの場ともなりその後の自身の仕事にも活かされます。
そして、このコーディネーターという業務は患者とその家族と関わるので、主に業務は日中となります。
ですので、夜勤を行うことが少なくなり、場合によっては夜勤の無い働き方をすることができるかもしれません。
専門看護師の資格取得には大学院の修士課程の修了や、5年の実務経験、審査や試験をクリアして得られるのでハードルは低くはないです。
ですが、看護を極めたい、自身の知識や経験を医療現場に活かしたいと思う人にはおすすめの資格となっています。